FIFAワールドカップ2026、まもなく開幕

 2026年6月11日、メキシコシティのエスタディオ・アステカで2026年FIFAワールドカップが開幕します。本大会は、史上初めてアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国が共同で開催します。熱戦は7月19日までの約1か月間にわたり、世界48か国の代表チームが参加して繰り広げられます。参加国は、1998年以降続いてきた32チーム制から大幅に拡大されており、FIFAが掲げる「より多くの国と地域にチャンスを広げる」という方針を反映しています。

 開幕戦は6月11日にメキシコシティ(エスタディオ・アステカ)で行われ、決勝戦は7月19日にニュージャージー(メットライフ・スタジアム)で開催されます。

 今大会ではチケット価格が過去に例を見ないほど高騰していることが大きな話題となっています。FIFAは公式の転売マーケットプレイスを運営しており、価格上限を設けていないため、需要が集中する試合では価格が跳ね上がる仕組みになっています。グループステージの一般席でも数百ドルから数千ドル(約8万円〜約120万円)に達し、とくに人気カードでは1枚4,000ドル(約60万円)を超える模様です。さらに、決勝戦のVIPホスピタリティパッケージは数万ドル(約160万〜800万円)規模となり、過去の大会を大きく上回る水準です。非公式市場では、決勝戦チケットが1,000万円を超える取引が行われたとの報道もあり、ワールドカップが“世界最大のプレミアム市場”として成立していることを意味します。

 さらに、開催都市ではホテル需要が急増しており、大会期間中のホテル稼働率は90〜100%に達する見込みです。とくにニュージャージー、ロサンゼルス、ダラスなどの主要都市では、宿泊料金が通常の2〜4倍に高騰しており、開催地周辺では早期予約が必須となっています。短期レンタル(Airbnbなど)も同様に価格が上昇しており、開催都市全体で宿泊費が高騰しています。

 交通面でも、観客の移動に伴い、空港・高速道路・公共交通機関の混雑が大幅に増加すると予測されています。とくにアメリカでは、UberやLyftなどのライドシェア料金が通常の2〜3倍に跳ね上がるダイナミックプライシングが発生すると見込まれています。メキシコシティやトロントでも同様に交通混雑が懸念されており、各都市は臨時輸送計画を準備しています。

 観客動員数については、FIFAは大会全体で約500万人以上の観客がスタジアムを訪れると見込んでいます。これは過去最大規模であり、48チーム制による試合数の増加(104試合)も動員増加の要因となっています。また、開催国を訪れる海外観光客は約150〜200万人規模と予測され、観光産業への経済効果も非常に大きいとされています。

 そして、日本代表は本大会に向けて「優勝を目指す」と公言しており、選手・スタッフが一丸となって歴史を塗り替えるべく挑む姿勢は揺るぎありません。日本代表は 6月15日(月)早朝5:00にキックオフ、オランダ代表との初戦を迎えます。みんなで声援を送りましょう。

グループFには、日本・オランダ・チュニジア・スウェーデンの4か国が入る。