業界標準「階層別教育マスタープラン」を策定へ
中小企業組合等新戦略支援事業「デジタル技術を活用した販売力強化プロジェクト」では、7月4日にTMSAプレスチャンネルWGがキックオフミーティングを開催しました。
本プロジェクトは、TMSAコネクテッドを基盤とし、DXの推進と販売戦略の高度化を目的としています。TMSAプレスチャンネルWGにおいては、階層別教育マスタープランの構築と実行を進めてまいります。これは、中小企業組合等新戦略支援事業において、3年間にわたって段階的に整備された会員企業向け教育プログラムをさらに拡充する取り組みです。
具体的には、まず技能評価マップを作成し、これを東京都金属プレス工業会の標準として統一指標化を目指します。さらに、階層別教育マスタープランを新たに策定し、既存の教育コンテンツの整理・棚卸を行いながら、新たなプログラムの制作に取り組みます。
また、本マスタープランにコンシェルジュ機能を追加する予定です。コンシェルジュ機能は、受講者や会員企業に対して必要な教育プログラムやセミナーを案内する役割を担います。例えば、それぞれのスキルや職位に応じた最適なプログラムを提案し、スムーズに手続きができる支援体制を提供します。
例えば、高度職業能力開発促進センターなどの業界内外の教育リソースやセミナーとの連携を強化し、優れたセミナーや講習会は評価・推奨し、マスタープランに取り入れることで、リスキリングやリカレント教育のさらなる向上を図ります。
加えて、キャリアパスの統一指標を設定し、既存コンテンツの再整理を通じて、業界全体における知識向上と技能の標準化を目指します。また、SEO対策を実施して、多くの方々に有益な情報を届ける取り組みも行います。
これらの活動は、デジタル技術を活用した新たな手法による団体の販売力強化を目的としており、先進事例として広く発信されることを目指します。
