東京都金属プレス工業会は6月5日、常設委員会と東京都委託事業WGグループを結集し、第1回合同委員会を開催しました。当日はハイブリッド方式で実施され、32名のメンバーが参加しました。事務局より各委員会の定義と今年度の活動骨子が説明され、これを基盤にキックオフミーティングが行われました。
常設委員会は、取引適正化委員会、DX推進委員会、企画交流委員会、教育・訓練委員会の4つの委員会に加え、オール青年部会を加えた構成となっています。
中小企業組合等新戦略支援事業では、TMSAコネクテッドを中心にデジタル技術を活用し、会員企業が持続的に販売力を強化できる環境の構築を目指します。この環境を通じてマーケティング支援やデータ活用の仕組み整備を推進し、経営基盤のさらなる強化に努める方針です。また、EDIシステム導入やDX認定の取得を進めるとともに、企業ブランド価値向上を目的としたデジタル技術活用も進めていきます。
これらの施策には、企業間ネットワークを活用して取引機会を増加させる取り組みや、DXを活用した生産性向上と現場改善による業務効率化が含まれます。さらに、SNSやWebマーケティングを活用したブランディング強化の施策も積極的に展開され、国内外の市場競争力を高めることを目指します。
また、グローバル市場の開拓支援を視野に入れた取り組みや、企業成長に応じた教育プログラムを導入し、経営力の向上を図る「階層別教育マスタープラン」の実施も計画されています。
本会はこれらの取り組みを通じて会員企業の競争力強化と持続的な成長を支援し、委託事業WGとの連携を深めることで最大成果を追求します。さらに、これらの取り組みは「素形材産業ビジョン」の実現を後押しするものであり、2040年に向けた長期的な戦略と合致しています。
