東京都中小企業団体中央会にて第一回定例会議（キックオフミーティング）を開催
令和7年度「デジタル技術を活用した販売力強化プロジェクト」の第一回定例会議（キックオフミーティング）が、6月25日に東京都中小企業団体中央会にて開催されました。このプロジェクトは東京都金属プレス工業会がホストを務め、業界全体の活性化と会員企業の経営力向上を目指す大切な取り組みです。
会議では、東京都中小企業団体中央会より、プロジェクト遂行に必要な資料や知的財産権の取り扱い、月次報告会の進め方について詳細な説明が行われました。また、参加者全員が自己紹介を行い、和やかな雰囲気の中で会議が進行しました。
本プロジェクトは、TMSAコネクテッドを基盤として、その拡充に向けた様々な取り組みが行われます。エミダス連携による情報閲覧機能を活用し、会員企業の加工技術の紹介や情報量の充実を図ることで、訪問者増加を狙います。また、正会員だけでなく賛助会員の情報も公開し、業界全体で連携を深めます。
さらに、DXを活用して生産性を向上させ、現場改善を推進する活動も大きな柱です。会員企業にはDX認定申請やビジネスゲーム体験、EDI連携など、実践的な学びの場が提供され、持続可能な競争力を高める取り組みが進められます。
一方で、企業の外部訴求力を高めるためのブランディング強化も推進します。SNS向けのショート動画制作やFBCアセアンものづくり商談会への出展を通じ、企業の魅力を国内外に発信します。さらに、海外特派員やネットワークを活用してグローバル情報を収集・提供するプラットフォームの構築を進め、国際市場での競争力を育成します。
リスキリングやリカレント教育のさらなる向上を目指し、階層別教育マスタープランを策定し、教育プログラムの拡充に取り組みます。また、統一指標の設定や既存コンテンツの再整理を通じて、業界全体における知識向上と技能の標準化を図ります。さらに、SEO対策を実施し、多くの人々に有益な情報を届けることを目指します。
このプロジェクトが、業界にとって先進事例として発信できる貴重な取り組みとなり、今後の持続可能な成長に大きな貢献をすることが期待されています。デジタルの力で業界の未来を切り拓くこの挑戦に、どうぞご注目ください！
