いよいよ企業ブランディング強化プロジェクトが始動!

製造業の魅力をTikTokで発信、世界へ

 一般社団法人東京都金属プレス工業会では、今年度も東京都及び東京都中小企業団体中央会が連携して実施する「中小企業組合等新戦略支援事業」において、最重要テーマである「デジタル技術を活用した販売力強化プロジェクト」に注力してまいります。

 本プロジェクトは、会員企業が直面する多様な経営課題に対し、デジタル技術を活用することで解決を図り、経営基盤の強化と競争力の向上を目指すものです。

 8月18日(月)15時より、ZOOMにてキックオフミーティングを開催します。プロジェクトの概要や支援内容について詳しくご紹介しますので、ぜひご参加ください。

 製造業を取り巻く環境は、今まさに大きな転換期を迎えています。技術力だけでは差別化が難しくなり、若手人材の採用、海外企業との競争、地域とのつながりなど、企業の「見え方」が問われる時代となりました。

 こうした状況の中、自社の「顔」を明確にし、伝える力を高めることは、持続的な成長の鍵となります。本プロジェクトは、まさにその第一歩を踏み出すための支援です。

 予定している支援内容は以下の通りです。

・ブランド診断(自社の強みや課題を可視化するワークショップ)

・ストーリーテリング支援(技術や歴史を魅力的に伝える文章・映像制作)

・ロゴ・デザイン刷新(視覚的な統一感と印象強化)

・Web・SNS活用支援(デジタル発信力の向上)

 これらの支援を通じて、参加企業が「伝える力」を獲得し、より多くのステークホルダーに価値を届けられるようサポートします。

 企業ブランディングの強化においては、SNSやウェブマーケティングの活用を積極的に推進してまいります。とくにTikTokやInstagramを活用したショート動画の制作を通じて、若年層へのアプローチを強化。製造業の魅力をわかりやすく、親しみやすく発信することで、企業価値の向上に取り組んでいます。

 さらに、こうした取り組みを海外へ発信する一環として、2025年9月にベトナム・ハノイで開催される『FBCアセアンものづくり商談会』への出展を予定しています。商談会では、会員企業が制作したショート動画を公開し、日本の製造業が誇る技術力や独自性を国際的なバイヤーにアピール。国際市場での新たなビジネスチャンスの創出を目指します。

 金属プレス加工業をはじめとする中小製造業は、日本のものづくりを支える重要な存在です。その価値を国内外に向けて効果的に伝えることが、次世代の産業基盤を築く鍵となります。

 東京都金属プレス工業会は、デジタル技術とブランディングの力を融合させ、会員企業の持続的な成長と国際競争力の強化を支援してまいります。