2025年10月24日、金属プレス会館(東京・両国)大会議室にて、2025年度第3回理事会が開催されました。今回の理事会は期の途中のため、主に事業の進捗状況や今後の方針について、活発な報告と議論が行われました。
事業経過報告では、企業経営の高度化と技術改善に関する取り組み、安全性と効率性の向上を目指した施策、そして教育・訓練事業の進展について報告がありました。とくに、若手人材の育成や現場の安全対策に関しては、会員企業からの関心も高く、引き続き注力していく方針です。また、外国人技能実習生の受け入れと無料職業紹介事業についても、制度の円滑な運用とマッチング精度の向上が図られており、今後の展開が期待されます。
工業会の運営に関する報告では、通常総会や理事会、正副会長会、委員会およびオール青年部会の開催状況が共有され、組織運営の透明性と活性化が確認されました。また、令和7年度の「中小企業組合等新戦略支援事業」では、『TMSAコネクテッド』を基盤としたDXの推進と販売戦略の高度化が進められており、当該事業の概要および進捗状況に加え、2025年度補正予算案ならびに委託事業管理費の支出内訳についても詳細な説明がなされました。
そのほか、工業会外での連携事業の進捗についても触れられ、地域や他団体との協力体制の強化が進んでいることが報告されました。
審議事項では、定款第6条に基づき新規会員の入会(正会員2社、賛助会員2社)が審議され承認されました。新しい顔ぶれが加わることで、工業会の活動がさらに活気づくことが期待されます。
次回の理事会は2026年3月24日(火)に開催予定です。





