金属プレス加工技能検定が開幕 若手技能者育成へ

8月20日、東京都金属プレス工業会は今年度の金属プレス加工技能検定実技試験を開始した。会場となるアマダスクール(神奈川県伊勢原市)には、技能向上を目指す受検者が集まり、午前には機械の取扱いを中心とした説明会が行われた。安全確保や設備操作の要点が丁寧に説明され、受検者は午後から始まる実技試験に備えて真剣に耳を傾けていた。

今年度の受検者は1級7人、2級19人の計26人。プレス加工の高度化が進む中、現場で求められる技能水準は年々高まっており、技能検定はその力量を公的に証明する制度として重要性を増している。1級では熟練技能者としての総合力が問われ、2級では主要工程を単独で遂行できる中堅技能者としての実力が評価される。

実技試験は8月28日まで行われ、受検者は金型の取り付けや調整、試し打ち、製品の寸法確認など、実際の現場作業を通じて技能を示す。

本会は技能検定を通じて若手技能者の育成と技能継承を支える役割を担っており、今回の試験もその取り組みの一環となっている。