価格転嫁支援ツールによる交渉力強化WGにおいて価格転嫁支援システム説明会を開催

東京都金属プレス工業会は、課題解決促進事業WG参加企業20社を対象に、「NextGen Negotiator 価格転嫁支援システム」の説明会を8月24日・9月3日・9月7日の3回にわたり実施した。説明会では、再委託先である株式会社アシスルの滝本社長が、同システムの操作方法および活用手順を説明するとともに、委託取引における実務上の留意点について解説した。

本説明会は、架空企業データを用いたデモ操作により、システムの操作フローと準備事項を理解することを目的としている。システムは、顧客登録から費目チェック、自社業績データ入力、顧客別コスト入力、計算チェック、労務費按分、材料費按分、シミュレーションの8ステップで構成され、最終的に価格転嫁申請書(PDF/Excel)を出力する。

費目別購入総額や顧客売上比率を基礎に、労務費・材料費の増加分を自動按分し、転嫁推奨額を算出する仕組みが特徴である。

今後は本番入力開始に向け、法人番号、仕入れ実績、損益計算書、賃上げ率などの準備が進められ、アシスルによる個別伴走支援も提供される。各社が適正な価格交渉を進めるためには、データ整備とシステム操作の理解が不可欠である。また、インフレ率と購入量を基に転嫁要求額を自動算出し、根拠ある資料作成と交渉戦略を支援する仕組みが紹介された。