<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>ニュースを読み解く &#8211; 一般社団法人東京都金属プレス工業会</title>
	<atom:link href="https://www.tmsa.or.jp/new/decipher/feed" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://www.tmsa.or.jp</link>
	<description>1964（昭和39）年に設立された金属プレス業界の発展に寄与する業界団体です。</description>
	<lastBuildDate>Thu, 23 Jul 2026 02:38:47 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=7.0.2</generator>

<image>
	<url>https://www.tmsa.or.jp/wp-content/uploads/2025/01/cropped-tmsalogo-32x32.png</url>
	<title>ニュースを読み解く &#8211; 一般社団法人東京都金属プレス工業会</title>
	<link>https://www.tmsa.or.jp</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
	<item>
		<title>公正取引委員会、約30年ぶりの局新設へ ― 価格転嫁行政を支える監視体制を抜本強化</title>
		<link>https://www.tmsa.or.jp/new/%e5%85%ac%e6%ad%a3%e5%8f%96%e5%bc%95%e5%a7%94%e5%93%a1%e4%bc%9a%e3%80%81%e7%b4%8430%e5%b9%b4%e3%81%b6%e3%82%8a%e3%81%ae%e5%b1%80%e6%96%b0%e8%a8%ad%e3%81%b8-%e2%80%95-%e4%be%a1%e6%a0%bc%e8%bb%a2.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[東京都プレス工業会]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 23 Jul 2026 02:38:46 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュースを読み解く]]></category>
		<category><![CDATA[新着情報]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.tmsa.or.jp/?p=7835</guid>

					<description><![CDATA[中小企業の取引環境を巡る課題が深刻化する中、価格転嫁の実効性を確保するための監視体制強化が急務となっている。こうした状況を踏まえ、公正取引委員会は2027年度にも約30年ぶりとなる局新設を行い、全国の監視体制を抜本的に強 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">中小企業の取引環境を巡る課題が深刻化する中、価格転嫁の実効性を確保するための監視体制強化が急務となっている。こうした状況を踏まえ、公正取引委員会は2027年度にも約30年ぶりとなる局新設を行い、全国の監視体制を抜本的に強化する方向で検討を進めている。新局は、中小企業・フリーランス取引の適正化を専担する組織として位置付けられ、優越的地位の濫用や不当な買いたたきなど、価格転嫁を阻害する行為への対応を専門的かつ機動的に行う体制を整備する。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">公取委はこれまで、独占禁止法および下請法（現・中小受託取引適正化法）に基づき、取引適正化に向けた監視・指導を担ってきた。しかし、物価上昇や人件費の増加が続く中、価格転嫁の遅れが中小企業の収益力を直撃し、賃上げ原資の確保を困難にしている。こうした状況に対し、従来の体制では十分な対応が難しいとの認識が広がり、監視機能の強化が不可欠となった。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">新局の設置に加え、地方拠点の体制強化も大きな柱となる。現在の地方事務所を「地方事務局」へ格上げし、権限・人員・専門性を拡充することで、地域の取引実態をより精緻に把握し、迅速な行政対応を可能とする。価格転嫁の遅れは地域差が大きく、都道府県間で20％以上の格差が生じているとの調査結果もある。こうした地域特性を踏まえた監視体制の強化は、全国的な取引適正化を進めるうえで不可欠である。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">今回の公取委の組織改編は、中小企業庁が進める価格転嫁行政を補完する役割を担う。中企庁は法制度の改正、振興基準の見直し、価格交渉促進月間による実態把握など、制度面・運用面の強化を進めている。一方、公取委は「監視・執行」の機能を担い、価格転嫁を妨げる行為への是正措置を行う。両者の役割分担が明確化されることで、価格転嫁行政は制度整備と監視体制の両面から強化されることとなる。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">価格転嫁を当たり前とする取引慣行への転換は、中小企業の収益力向上、賃上げ原資の確保、サプライチェーン全体の持続可能性に直結する。今回の公取委の組織改編は、その基盤を支える監視体制の強化として大きな意義を持つ。行政の実効性を高めるための体制整備は今後も続く見通しであり、中小企業の取引環境改善に向けた取り組みは新たな段階を迎えている。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>中小企業では原価計算・価格転嫁・省力化投資が経営の生命線</title>
		<link>https://www.tmsa.or.jp/new/%e4%b8%ad%e5%b0%8f%e4%bc%81%e6%a5%ad%e3%81%a7%e3%81%af%e5%8e%9f%e4%be%a1%e8%a8%88%e7%ae%97%e3%83%bb%e4%be%a1%e6%a0%bc%e8%bb%a2%e5%ab%81%e3%83%bb%e7%9c%81%e5%8a%9b%e5%8c%96%e6%8a%95%e8%b3%87%e3%81%8c.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[東京都プレス工業会]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 22 Jul 2026 07:34:11 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュースを読み解く]]></category>
		<category><![CDATA[新着情報]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.tmsa.or.jp/?p=7833</guid>

					<description><![CDATA[中小企業を取り巻く経営環境は、原材料費・エネルギー価格・人件費の上昇が継続する中で、収益構造の脆弱性が顕在化している。とくに製造業では、取引慣行や長期契約の制約により、コスト上昇分を十分に販売価格へ反映できない状況が続き [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">中小企業を取り巻く経営環境は、原材料費・エネルギー価格・人件費の上昇が継続する中で、収益構造の脆弱性が顕在化している。とくに製造業では、取引慣行や長期契約の制約により、コスト上昇分を十分に販売価格へ反映できない状況が続き、利益率の低下が慢性化している。こうした環境下において、原価計算の精緻化、価格転嫁の実行、そして省力化投資による生産性向上は、中小企業の経営を支える不可欠の要素となっている。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">原価計算は価格交渉の基盤であり、企業が自らの収益構造を把握するための最も重要な管理機能である。原材料費や労務費、エネルギーコストなどの構成要素を正確に把握し、製品別・工程別に原価を可視化することで、どの費目が収益を圧迫しているかを明確にできる。原価計算が不十分な企業では、価格交渉に必要な根拠資料を提示できず、結果として転嫁が進まない。逆に、原価計算を精緻化した企業では、取引先に対して客観的なデータを提示できるため、価格改定の必要性を合理的に説明でき、交渉の成功率が高まる。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">次に、価格転嫁は収益確保のための直接的な手段である。中小企業庁の調査では、価格転嫁率は54.2％まで改善したものの、依然として半分近くのコスト上昇分を企業が吸収している。とくに労務費やエネルギーコストの転嫁は遅れており、利益率の改善には至っていない企業が多い。価格転嫁は単なる値上げではなく、適正な取引条件の確保であり、企業の持続的な成長に不可欠な行為である。原価計算に基づく合理的な説明と、取引先との対話を通じた関係構築が求められる。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">さらに、省力化投資は中小企業の生産性向上を支える重要な施策である。人手不足が深刻化する中、AI・ロボット・自動化設備の導入は、作業効率の向上だけでなく、品質の安定化や属人化の解消にも寄与する。省力化投資は初期費用を伴うものの、長期的には労務費の抑制、設備稼働率の向上、受注対応力の強化など、多方面で経営改善効果をもたらす。中小企業向けの補助金や税制優遇制度を活用することで、投資負担を軽減しつつ、競争力の強化を図ることが可能である。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">総じて、原価計算・価格転嫁・省力化投資の三要素は、中小企業が不確実な経営環境を乗り越えるための「経営の生命線」である。これらを一体的に推進することで、収益構造の改善、生産性の向上、持続的な成長基盤の確立が可能となる。中小企業が安定的な経営を実現するためには、これらの取り組みを戦略的に進めることが不可欠である。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>中小製造業における価格転嫁率が54.2％に</title>
		<link>https://www.tmsa.or.jp/new/%e4%b8%ad%e5%b0%8f%e8%a3%bd%e9%80%a0%e6%a5%ad%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%91%e3%82%8b%e4%be%a1%e6%a0%bc%e8%bb%a2%e5%ab%81%e7%8e%87%e3%81%8c54-2%ef%bc%85%e3%81%ab.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[東京都プレス工業会]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 21 Jul 2026 07:26:58 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュースを読み解く]]></category>
		<category><![CDATA[新着情報]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.tmsa.or.jp/?p=7829</guid>

					<description><![CDATA[2026年6月26日、中小企業庁が公表した「価格交渉促進月間（2026年3月）フォローアップ調査」によれば、中小企業の価格転嫁率は54.2％に達した。本調査は全国約30万社の中小企業を対象として、価格交渉の実施状況、価格 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">2026年6月26日、中小企業庁が公表した「価格交渉促進月間（2026年3月）フォローアップ調査」によれば、中小企業の価格転嫁率は54.2％に達した。本調査は全国約30万社の中小企業を対象として、価格交渉の実施状況、価格転嫁の進捗、支払条件の改善度合いを把握したものである。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">国内製造業の価格転嫁率が改善したことは、過去数年にわたり続いた原材料費・エネルギー価格・人件費の上昇に対し、企業側が一定の転嫁を進めてきたことを示している。要素別にみると、原材料費は55.7％、労務費は50.0％、エネルギーコストは48.9％と、いずれも半分前後の水準に達しており、2023〜2024年頃に指摘されていた「転嫁の遅れ」が徐々に解消しつつある。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">こうした改善の背景には、企業による原価計算の精緻化や交渉力の向上に加え、取引先側の理解の広がり、中小企業庁・経済産業省が策定した価格転嫁ガイドラインの浸透が寄与している点が挙げられる。もっとも、転嫁率の改善は一様ではなく、業種、企業規模、サプライチェーン上の位置によって大きな差異が存在する。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">素材産業など川上企業では比較的高い転嫁率が実現している一方、川下の加工業や中小製造業では依然として交渉力が弱く、十分な転嫁に至らない事例が散見される。とくに金属加工、プレス、樹脂成形などの中小企業では、長期取引慣行や契約条件の制約から、労務費やエネルギーコストの上昇分を価格に反映しきれない状況が続いている。さらに、価格転嫁率の改善が直ちに利益率の向上を意味するわけではない。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">2026年の賃上げ率は3％台後半で推移し、人件費の上昇は継続している。また、AI導入や省力化設備への投資が急速に進む中、設備投資負担が増加している企業も多い。転嫁率が5割を超えたとはいえ、企業が吸収しているコスト上昇分は依然として大きく、利益率の改善にはなお時間を要する。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">総じて、価格転嫁率54.2％という数値は、企業努力と政策支援の成果として一定の前進を示すものの、完全転嫁にはなお距離がある。今後は、原価計算の透明化、交渉プロセスの標準化、省力化投資による生産性向上を組み合わせることで、持続的な収益改善を図ることが求められる。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>動力プレスの安全確保へ厳格化進む</title>
		<link>https://www.tmsa.or.jp/new/%e5%8b%95%e5%8a%9b%e3%83%97%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%81%ae%e5%ae%89%e5%85%a8%e7%a2%ba%e4%bf%9d%e3%81%b8%e5%8e%b3%e6%a0%bc%e5%8c%96%e9%80%b2%e3%82%80.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[東京都プレス工業会]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 17 Jun 2026 03:37:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュースを読み解く]]></category>
		<category><![CDATA[新着情報]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.tmsa.or.jp/?p=7536</guid>

					<description><![CDATA[動力プレスに対する特定自主検査基準が新たに適用されることになった。今回の改正は、労働安全衛生法および作業環境測定法の一部改正を受けたものであり、製造現場における重大災害の発生状況を踏まえ、安全確保の実効性を高める狙いがあ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">動力プレスに対する特定自主検査基準が新たに適用されることになった。今回の改正は、労働安全衛生法および作業環境測定法の一部改正を受けたものであり、製造現場における重大災害の発生状況を踏まえ、安全確保の実効性を高める狙いがある。動力プレスは金属加工の現場で広く使用されているが、厚生労働省の統計によれば、プレス機械による死傷災害は年間約250件前後で推移しており、そのうち重篤災害（手指切断・挟まれ事故など）は毎年50件以上発生している。死亡災害も毎年数件報告されており、依然として高いリスクを抱える機械である。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">こうした背景から、今回の改正では検査項目と判定基準が一層明確化された。検査対象は機械本体、動力伝達装置、クラッチ、ブレーキ、ディスクブレーキなど多岐にわたる。判定基準は外観検査を基本とし、摩耗、亀裂、損傷の有無、締付け状態、動作の適正さを確認する。例えばクラッチピンの摩耗限度は、100t級プレスで直径減少量1.0mm以内とされ、偏心軸の横振れ量は0.05mm以内が基準である。ブレーキ摩擦板は新品厚さの30％以上を保持していることが求められ、これを下回る場合は交換が必要となる。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">安全装置の点検も重要性を増している。光線式安全装置では遮光幅14mm以上、取付け高さ300mm以上が基準であり、両手操作式では左右ボタンの同時押し許容時間差が0.5秒以内とされる。ガードやインターロックについては、開放時に確実に機械が停止することが必須である。過去の災害事例では、インターロックの不作動やガードの不備が原因となった事故が全体の約20％を占めており、安全装置の点検強化は喫緊の課題である。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">油圧・空圧・電気系統の点検では、油圧ポンプの圧力が規定値の±10％以内、電気絶縁抵抗が1MΩ以上であることが求められる。停止機能の検査では、急停止時間0.3秒以内、慣性下降量10mm以内が基準であり、非常停止装置の確実な作動が確認されなければならない。回転角度表示計の誤差は±3度以内が許容範囲とされる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">厚生労働省の分析によれば、プレス機械の重大災害の約60％は「不適切な保守点検」が要因であり、特定自主検査の質が安全性に直結している。今回の改正により、検査基準が数値化され、事業者はより客観的な判断が求められることになる。検査結果が基準に適合しない場合は修理や調整を行い、再検査を実施する必要がある。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">今回の制度改正は、動力プレスの安全確保に向けた大きな転換点である。事業者には、従来以上に精度の高い点検体制の構築と、作業者の安全教育の徹底が求められる。重大災害を未然に防ぐためには、法令遵守だけでなく、現場レベルでの安全意識の向上が不可欠である。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>中小企業庁「100億宣言」が変える都内製造業の取り組み</title>
		<link>https://www.tmsa.or.jp/new/%e4%b8%ad%e5%b0%8f%e4%bc%81%e6%a5%ad%e5%ba%81%e3%80%8c100%e5%84%84%e5%ae%a3%e8%a8%80%e3%80%8d%e3%81%8c%e5%a4%89%e3%81%88%e3%82%8b%e9%83%bd%e5%86%85%e8%a3%bd%e9%80%a0%e6%a5%ad%e3%81%ae%e5%8f%96.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[東京都プレス工業会]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 16 Jun 2026 03:33:50 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュースを読み解く]]></category>
		<category><![CDATA[新着情報]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.tmsa.or.jp/?p=7533</guid>

					<description><![CDATA[中小企業庁が進める「100億宣言」は、売上高100億円の達成を目指す中小企業が、自社の成長ビジョンを公に示す制度である。対象は売上10億円以上100億円未満の企業で、2026年時点で全国で約3,200社が登録している。登 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">中小企業庁が進める「100億宣言」は、売上高100億円の達成を目指す中小企業が、自社の成長ビジョンを公に示す制度である。対象は売上10億円以上100億円未満の企業で、2026年時点で全国で約3,200社が登録している。登録は無料で、企業名とビジョンが中小企業庁のデータベースに掲載される。これにより対外的な信頼性が高まり、金融機関や取引先へのアピールにもつながる。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">制度創設の背景には、日本経済が「成長型経済」への転換を進める中で、地域を支える中核企業の育成が急務となっている事情がある。日本の中小企業のうち、売上100億円規模に到達している企業は全体のわずか0.3％に過ぎない。政府はこうした企業を全国で多数生み出すことを政策目標に掲げ、その起点として100億宣言を位置づけた。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">とくに東京都のプレス・板金分野では、墨田区・葛飾区・大田区を中心に約480社の精密加工企業が集積しており、短納期・小ロット・高精度という都内製造業の特性が、成長戦略と結びつきやすい。たとえば大田区の光工業では、金型の高精度化や画像検査機の導入を進め、医療・半導体向け部品の品質安定化を実現している。葛飾区のユーエムテックでは順送ラインの高速化や自動段取り化により生産能力を高め、足立区の山城金属では工程FMEAの導入により大手メーカー監査への対応力を強化した。墨田区の清水プレス工業所では工数収集の自動化など軽量DXを進め、短納期対応力をさらに高めている。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">都内製造業は少量多品種が多いため、DXも“軽量DX”から始める企業が多い。設備稼働率の見える化や検査記録の電子化により、粗利率が2〜5％改善した企業もある。品質保証の強化も顕著で、検査基準の統合や三次元測定機の導入により、医療・半導体向けの受注比率が20〜30％に増加した企業もある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに、人材戦略も重要である。技能マップの作成、多能工化、外国人材の活用など、技能継承と組織力強化に取り組む企業が増えている。都内製造業の有効求人倍率は3.0倍前後と高く、100億規模を目指すには“人が辞めない現場”づくりが不可欠である。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">こうした取り組みを支えるのが、100億宣言企業が申請できる大型補助金である。中小企業成長加速化補助金は補助率1/2、上限5億円と極めて大きく、設備投資・DX・品質保証強化など幅広い投資を後押しする。2026年度からは100億宣言企業向けに約1,000億円の予算が確保されるなど、国の支援は一段と強化されている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">東京都のプレス・板金企業にとっては、強みである高精度加工や短納期対応をさらに磨き、高付加価値市場へ進出する絶好の機会となっている。国の支援と現場の技術力が結びつくことで、都内製造業の新たな成長モデルが生まれつつあると言える。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>2026年度補正予算が成立</title>
		<link>https://www.tmsa.or.jp/new/2026%e5%b9%b4%e5%ba%a6%e8%a3%9c%e6%ad%a3%e4%ba%88%e7%ae%97%e3%81%8c%e6%88%90%e7%ab%8b.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[東京都プレス工業会]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 06 Jun 2026 06:45:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュースを読み解く]]></category>
		<category><![CDATA[新着情報]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.tmsa.or.jp/?p=7284</guid>

					<description><![CDATA[政府は、総額3兆円強となる2026年度補正予算を成立させた。中東情勢の不透明化によるエネルギー価格の急変リスクが影を落とす。政府は「国民生活と経済活動を守るための万全の備え」と位置づけ、電気・ガス料金の支援継続や新たな予 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">政府は、総額3兆円強となる2026年度補正予算を成立させた。中東情勢の不透明化によるエネルギー価格の急変リスクが影を落とす。政府は「国民生活と経済活動を守るための万全の備え」と位置づけ、電気・ガス料金の支援継続や新たな予備費の創設など、即応性を重視した財政措置を打ち出した。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">今回の補正の柱は、「中東情勢等対応予備費」2.5兆円の創設である。原油供給の不安定化や燃料価格の高騰が懸念される中、政府は状況に応じて迅速に支援策を講じられるよう、使途を限定しない大規模な予備費を新設した。ガソリンや灯油など燃料費補助の継続、中小企業の資金繰り支援、物流や医療物資の供給網確保など、幅広い分野での活用が想定されている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、電気・ガス料金の負担軽減策も補正予算の重要な要素だ。政府は5月に一般予備費から5135億円を支出し、7〜9月の家庭向け電気料金を1kWhあたり3.5〜4.5円補助することを決定していた。標準的な家庭で「3カ月5000円程度」の負担軽減効果が見込まれる。この取り崩しで減った予備費を補正で補填し、当初の1兆円規模に戻す措置も盛り込まれた。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">今回の補正では、重点支援地方交付金を1000億円増額し、国の支援が届きにくい層への対策を自治体が柔軟に実施できるようにした。特別高圧電力やLPガス利用者、医療・福祉施設、地域交通、農林水産業など、地域特有の負担増に対応するための財源を確保し、エネルギー価格の急変リスクに備える狙いがある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">財源は全額が特例公債（赤字国債）で賄われる。ただし、財務省は「国債市場への影響はない」と説明する。2025年度分の特例公債のうち約3兆円が、税外収入の増加などにより発行不要となる見通しで、今年度の追加発行と相殺する形で、市場に出回る国債総量を増やさないためだ。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">高市総理は会見で「リスクの最小化を徹底し、国民生活を守る」と強調した。中東情勢の緊迫化が続く中、今回の補正は“守り”を固めるための緊急対応色が濃い。一方で、赤字国債への依存が続く財政運営の持続性には課題も残る。政府は債務残高対GDP比の安定的な引き下げを掲げるが、エネルギー価格の変動が長期化すれば、追加の財政対応が必要となる可能性もある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今回の補正予算は、国際情勢の不確実性が高まる中での「危機管理型予算」といえる。今後は、予備費の具体的な執行状況や、エネルギー価格の推移が焦点となる。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>自工会と部工会が部品の「不良判定」を統一</title>
		<link>https://www.tmsa.or.jp/new/%e8%87%aa%e5%b7%a5%e4%bc%9a%e3%81%a8%e9%83%a8%e5%b7%a5%e4%bc%9a%e3%81%8c%e9%83%a8%e5%93%81%e3%81%ae%e3%80%8c%e4%b8%8d%e8%89%af%e5%88%a4%e5%ae%9a%e3%80%8d%e3%82%92%e7%b5%b1%e4%b8%80.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[東京都プレス工業会]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 02 Jun 2026 02:57:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュースを読み解く]]></category>
		<category><![CDATA[新着情報]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.tmsa.or.jp/?p=7514</guid>

					<description><![CDATA[2026年6月、日本自動車工業会（自工会）と自動車部品工業会（部工会）は、これまで自動車メーカー各社で異なっていた部品の「不良判定基準」を統一する方針を固めた。本取り組みは、近年の地政学リスクに伴う原材料不足への対応、サ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">2026年6月、日本自動車工業会（自工会）と自動車部品工業会（部工会）は、これまで自動車メーカー各社で異なっていた部品の「不良判定基準」を統一する方針を固めた。本取り組みは、近年の地政学リスクに伴う原材料不足への対応、サプライチェーンの効率化、さらには持続可能なモノづくりの実現に向けた重要な戦略である。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">日本の自動車製造現場では、世界最高峰の品質を維持するため厳格な自主基準が設けられてきた。しかしその結果、安全性や走行性能に影響のない「わずかな擦り傷」や「外観の色ムラ」であっても不合格とされ、廃棄・返品が発生する「過剰品質」が常態化していた。この慣行を見直す契機となったのが、近年深刻化する地政学リスクである。中東情勢の緊迫化などにより海外からの原材料調達は不安定化しており、限られた資源を無駄なく活用し、国内での部品供給を安定させることが自動車業界の最優先課題となっている。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">今回の統一ルールで最も重要なのは、「安全性・性能の基準は一切妥協しない」という原則である。自動運転、電子制御、衝突安全に関わる基幹部品の厳しい検査基準は従来通り維持される。一方で緩和されるのは主に「目立たない場所の外観基準」である。エンジン内部の部品や内装シート裏側など、完成車でユーザーの目に触れない箇所については、機能上問題のない傷や変色を良品として扱うことを明確化した。これにより、これまで過剰なこだわりによって廃棄されていた部品が有効活用されることになる。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">今回の判定基準の統一は、中小製造業にとっても大きな転換点である。従来、中小の部品メーカーは納入先ごとに異なる外観基準に合わせるため、検査工程の複雑化や教育負担、基準書管理など多くのコストを抱えていた。基準が統一されることで検査工程が標準化され、生産性の向上が期待できる。また、外観基準の緩和により歩留まりが改善し、原材料使用量の削減やスクラップ減少を通じて利益率の向上につながる。材料不足が続く状況下でも生産計画の乱れが減り、納期遵守率の向上にも寄与する。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、品質保証体制の見直しは避けられない。検査手順書の改訂、社内教育の再構築、顧客監査への対応など、品質保証部門の負担は一時的に増加する。また、従来「厳しい外観基準」を強みにしていた企業にとっては、差別化の軸を加工技術や納期対応力、VA/VE提案力、デジタル化など別の領域へ移す必要が生じる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自動車部品の不良判定基準の統一は、日本のモノづくりの強みである「高品質」を維持しつつ、時代に即した「合理性」と「持続可能性」を取り入れる先進的な試みである。メーカーの垣根を越えた協調体制は、日本の自動車産業が激変するグローバル市場で生き残るための強力な武器となるであろう。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>自工会が警鐘を鳴らすナフサ不足の深刻化</title>
		<link>https://www.tmsa.or.jp/new/%e8%87%aa%e5%b7%a5%e4%bc%9a%e3%81%8c%e8%ad%a6%e9%90%98%e3%82%92%e9%b3%b4%e3%82%89%e3%81%99%e3%83%8a%e3%83%95%e3%82%b5%e4%b8%8d%e8%b6%b3%e3%81%ae%e6%b7%b1%e5%88%bb%e5%8c%96.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[東京都プレス工業会]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 23 May 2026 06:54:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュースを読み解く]]></category>
		<category><![CDATA[新着情報]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.tmsa.or.jp/?p=7286</guid>

					<description><![CDATA[日本自動車工業会（自工会）の佐藤恒治会長は、2026年5月21日の記者会見において、ナフサ不足が自動車産業全体に深刻な影響を及ぼす可能性について強い危機感を示した。自動車にはプラスチック樹脂パーツやゴム、塗料など石油化学 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">日本自動車工業会（自工会）の佐藤恒治会長は、2026年5月21日の記者会見において、ナフサ不足が自動車産業全体に深刻な影響を及ぼす可能性について強い危機感を示した。自動車にはプラスチック樹脂パーツやゴム、塗料など石油化学製品が大量に使用されており、ナフサの供給不安は部品調達の停滞に直結するためである。現在、将来の欠品を恐れたサプライチェーン各社が必要以上の先回り購入に動く傾向が顕著であり、佐藤会長は市場の混乱や流通の目詰まりを避けるため、過去の購入実績に基づく適正な取引を行うよう強く呼びかけた。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">この警鐘の背景には、中東情勢の緊迫化に伴う「ナフサショック」がある。日本のナフサ輸入の約7割は中東に依存しており、ホルムズ海峡の通航危機を受けて世界的に市場価格が急騰した。影響は自動車産業にとどまらず、生活に身近な日用品にも及んでいる。食品ラップやプラスチック容器の原料であるナフサの価格上昇により、包装資材の仕入れ値は2倍以上に跳ね上がった。スーパーや飲食店では、店頭価格の急激な上昇を避けるため、お弁当の蓋をプラスチック製からゴムバンド留めに変更するなど、現場レベルでの死活的なコスト削減が進んでいる。旭化成など大手化学メーカーも代替調達を急いでいるが、5月以降も原料価格の高止まりは避けられない見通しである。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">ナフサ不足をめぐって指摘されている「過剰な先回り購入」については、政府や業界団体はいずれも特定企業による在庫独占を確認しておらず、買い占めの主体を名指しできる状況にはない。実際には、ナフサの供給が不安定化するとの見通しが広がる中で、サプライチェーンに属する多くの企業が将来の欠品を恐れ、通常より多めに在庫を確保しようとする行動を取っている。このような在庫積み増しが重なった結果、市場に流通する量が相対的に減少し、需給が逼迫しているように見える状況が生じているのである。物理的な供給量が急減したわけではないにもかかわらず、企業のリスク回避行動が不安心理を増幅させ、さらなる在庫確保を誘発する悪循環が形成されている。したがって、問題の本質は特定企業の買い占めではなく、サプライチェーン全体の行動が市場のひっ迫感を強めている。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">政府も事態の沈静化に向けて対策を急いでいる。経済産業省を中心に、米国、アルジェリア、ペルーなど中東以外の地域からの代替調達を強化しており、5月には非中東圏からの輸入量が例年の約3倍に増加する見込みである。さらに、国家備蓄の放出により国内の石油化学工場の稼働維持を支えるなど、実効性のある措置を講じている。政府は企業に対し、「直ちにすべてのプラスチック製品が不足するわけではない」と説明し、冷静な購買行動と適正な取引価格の維持を求めている。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">現在のナフサ不足は、物理的な絶対量の不足というよりも、先行き不安から企業が在庫を抱え込むことで需給がさらに逼迫するという構図が顕著である。市場心理の悪化が実体経済に影響を及ぼす典型例であり、政府・産業界・流通現場が一体となった冷静な対応が求められている。今後、生活必需品や基幹産業への影響がどこまで広がるかは、こうした対応の成否に大きく左右される状況である。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>ホンダ、上場以来初の赤字－EV戦略見直しに伴う損失を計上</title>
		<link>https://www.tmsa.or.jp/new/%e3%83%9b%e3%83%b3%e3%83%80%e3%80%81%e4%b8%8a%e5%a0%b4%e4%bb%a5%e6%9d%a5%e5%88%9d%e3%81%ae%e8%b5%a4%e5%ad%97%ef%bc%8dev%e6%88%a6%e7%95%a5%e8%a6%8b%e7%9b%b4%e3%81%97%e3%81%ab%e4%bc%b4%e3%81%86%e6%90%8d.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[東京都プレス工業会]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 16 May 2026 06:59:17 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュースを読み解く]]></category>
		<category><![CDATA[新着情報]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.tmsa.or.jp/?p=7288</guid>

					<description><![CDATA[ホンダは、2026年3月期連結決算において、1957年の上場以来初となる最終赤字を計上した。最終損益は4,239億円の赤字、営業損益は4,143億円の赤字となり、前期の黒字から大きく減益した。今回の赤字は、電気自動車（E [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">ホンダは、2026年3月期連結決算において、1957年の上場以来初となる最終赤字を計上した。最終損益は4,239億円の赤字、営業損益は4,143億円の赤字となり、前期の黒字から大きく減益した。今回の赤字は、電気自動車（EV）事業に関する戦略見直しに伴う損失を一括計上したことが主因である。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">同社はこれまで、北米市場を中心にEVの開発・生産体制を強化してきた。しかし、足元の市場環境は当初想定と乖離し、需要の伸びが鈍化したことから、複数のEVプロジェクトの中止や計画変更を決定した。これに伴い、関連資産の減損処理や契約見直し費用などが発生し、1兆4,500億〜1兆5,700億円規模の損失を計上した。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もっとも、こうした大規模な損失計上に至った背景には、市場動向の変化を十分に織り込めなかった経営判断の甘さも指摘されている。北米でのEV需要の減速は2024年頃から兆候が見られていたものの、同社は当初計画を維持し、投資規模の縮小やプロジェクトの再評価が後手に回った。結果として、戦略転換のタイミングが遅れ、減損額が膨らんだとの見方がある。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">三部敏宏社長は決算説明会で、「市場環境の変化に対応するため、将来に向けた損失を早期に整理した」と述べ、経営判断として戦略転換を進めたことを説明した。また、「柔軟な事業運営を行うための前向きな措置である」とし、今後の収益基盤の再構築に意欲を示した。</p>



<p class="wp-block-paragraph">同社はこれまで、2040年に四輪車の電動化を完了する方針を掲げていたが、今回の決算を受け、EVへの集中投資を一部見直す。カナダで計画していたEV工場建設は凍結し、ハイブリッド車（HV）を中心とした商品ラインアップの強化に重点を移す方針を示した。2029年度までにHVを15車種投入する計画で、需要動向に応じた柔軟な電動化戦略を進める。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">一方、売上高は21兆7,966億円と前期比0.5％増を確保した。二輪事業は引き続き堅調で、アジア市場を中心に販売が伸びた。EV関連の損失が一時的に利益を圧迫したものの、基礎的な事業体力は維持されている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">2027年3月期の業績見通しについては、営業利益5,000億円、最終利益2,600億円の黒字を予想している。EV関連の減損が一巡することに加え、四輪・二輪両事業の収益改善を見込む。今後は、電動化と内燃機関技術の双方を活用し、地域ごとの需要に応じた商品展開を進める方針である。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">今回の赤字計上は、同社の電動化戦略における大きな転換点となる。ホンダは、事業環境の変化を踏まえた柔軟な経営判断を行い、持続的な成長に向けた体制整備を進めるとしている。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<figure class="wp-block-image size-full"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="709" height="472" src="https://www.tmsa.or.jp/wp-content/uploads/2026/06/image.jpeg" alt="" class="wp-image-7289" srcset="https://www.tmsa.or.jp/wp-content/uploads/2026/06/image.jpeg 709w, https://www.tmsa.or.jp/wp-content/uploads/2026/06/image-300x200.jpeg 300w" sizes="(max-width: 709px) 100vw, 709px" /><figcaption class="wp-element-caption">ホンダは、2026年3月期連結決算において、1957年の上場以来初となる最終赤字を計上</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>AI「ミュトス」が突き付けた金融インフラの脆弱性</title>
		<link>https://www.tmsa.or.jp/new/ai%e3%80%8c%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%88%e3%82%b9%e3%80%8d%e3%81%8c%e7%aa%81%e3%81%8d%e4%bb%98%e3%81%91%e3%81%9f%e9%87%91%e8%9e%8d%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%95%e3%83%a9%e3%81%ae%e8%84%86%e5%bc%b1%e6%80%a7.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[東京都プレス工業会]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 15 May 2026 07:09:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ニュースを読み解く]]></category>
		<category><![CDATA[新着情報]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.tmsa.or.jp/?p=7291</guid>

					<description><![CDATA[高市総理が安全性に言及した先端AI「ミュトス」である。いまミュトスで何が起きているのか。問題の核心は、同モデルが備える極めて高い脆弱性解析能力が、金融インフラの安全性を根底から揺るがしかねない点にある。防御側にとっては強 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">高市総理が安全性に言及した先端AI「ミュトス」である。いまミュトスで何が起きているのか。問題の核心は、同モデルが備える極めて高い脆弱性解析能力が、金融インフラの安全性を根底から揺るがしかねない点にある。防御側にとっては強力な武器となる一方で、攻撃側に悪用されれば、従来のサイバーリスクの前提が崩れ、金融システム全体の安定性が脅かされる。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">米アンソロピックが開発したミュトスは、従来のセキュリティツールでは検出が難しかった深層的なコード欠陥を特定できる点が特徴である。AIが攻撃者の高度なスキルを代替し得る段階に到達したことで、金融機関が抱えるレガシーシステムの脆弱性が一気に露呈する可能性がある。アンソロピックが提供先を約50の米企業に限定していることは、この能力が持つ潜在的リスクの大きさを示している。</p>



<p class="wp-block-paragraph">日本でも、金融庁・日本銀行・3メガバンクが参加する官民連携会議が立ち上がり、ミュトスの影響評価が本格化している。金融庁は個社の努力では限界があるとの認識を示し、官民合同の作業部会を設置した。AIが攻撃者の能力を平準化し、従来は高度な専門知識を持つ攻撃者に限られていた手法が一般化する可能性がある点を重視している。これは、AI時代のサイバーリスクが企業単位の問題からシステム全体の問題へと性質を変えつつあることを意味する。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">一方、3メガバンクはミュトスへのアクセス権取得を進めている。目的は、攻撃者と同等の視点で自社システムの脆弱性を把握し、防御態勢を強化することである。従来の脆弱性診断やペネトレーションテストでは把握しきれなかった領域を、AIが照らし出す可能性がある。ミュトスの導入は、金融機関のセキュリティ投資の方向性を大きく変える契機となり得る。</p>



<p class="wp-block-paragraph">国際的にも、ミュトスをめぐる議論は広がっている。米財務省やFRBは金融機関と緊急会合を開き、AIが市場の安定性に与える影響を分析している。G7財務相・中央銀行総裁会議でも、先端AIのリスク管理が主要議題として取り上げられた。AIモデルの能力が国家レベルの安全保障に直結する時代に入り、対応を迫られている。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<p class="wp-block-paragraph">銀行のレガシーシステムは、止められない基幹業務、複雑に積み重なった業務ロジック、移行リスクの大きさ、人材不足といった構造的要因により、容易には刷新できない現実がある。しかし、ミュトスのような先端AIが深層的な脆弱性を短時間で可視化する段階に至り、従来の段階的な刷新方針では対応しきれない可能性が浮上している。金融インフラの安全性を維持するためには、レガシーシステムを前提とした防御モデルそのものを見直す必要がある。ミュトスの登場は、金融機関が抱える構造的制約の限界を明確に示す出来事であり、システム刷新のあり方を根本から問い直している。</p>



<div style="height:30px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="708" height="472" src="https://www.tmsa.or.jp/wp-content/uploads/2026/06/image-1.jpeg" alt="" class="wp-image-7292" srcset="https://www.tmsa.or.jp/wp-content/uploads/2026/06/image-1.jpeg 708w, https://www.tmsa.or.jp/wp-content/uploads/2026/06/image-1-300x200.jpeg 300w" sizes="(max-width: 708px) 100vw, 708px" /><figcaption class="wp-element-caption">悪用されれば、金融システムの安定性が一気に損なわれる危険をはらむ。</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
