屋外にうず高く積まれた金型や工場内に所狭しと並ぶ金型を放置したままで果たして生産性の向上を議論できるのでしょうか…。
答えは否です

本会は、「世耕プラン(未来志向型の取引慣行に向けて)」が公表されてから工業会独自の自主行動計画「TMSAアクションプラン」を策定し、下請取引の環境改善に向けて会員企業の自主的活動を支援してきました。
そして、部品製造に必要な金型の管理コストが、不適切な形で下請企業に押し付けられることがないよう業界を挙げて取り組んでいます。

今年度は東京都委託事業により、親事業者も含めサプライチェーン全体としての取り組みを進めています。
業界標準の金型管理台帳を整備すると共に、共通ルールを策定しサプライチェーン全体で型管理の適正化モデルを構築します。

下請取引適正化推進事業

2016 年9月に発表された「未来志向型の取引慣行に向けて」(世耕プラン)を機に、下請適正取引に向けた動きは各業界へと広がりを見せています。 東京都金属プレス工業会は、2018年3月に、会員企業における下請取引適正化を目指すため、自主行動計画「TMSAアクションプラン」を策定し、その運用を推奨しています。

株式会社ホリコー(会員企業)の取り組み
株式会社昭芝製作所(会員企業)の取り組み
下請中小企業振興法「振興基準」(2020年1月31日改正)
TMSAアクションプラン(第2版)(2019年5月9日策定)
TMSAアクションプラン(第1版)(2018年3月6日策定)